大地の魔法にかかる旅

アロマセラピーと、ボイスヒーリング。大地の魔法にかかる、旅と暮らしの体験記録。

屋久島の山歩きの始まり

1997年に屋久島の縄文杉に、初めて登りました。

 

縄文杉の前では人のいない一瞬のすきに、歌いました。

(まだ人が少なかったころのお話し)

 

まだ屋久島のことがわからないながら

ボイスヒーリングしてこころは満たされ 

帰りは雨に降られたり

大きなヒキガエルに出会ったりしながら

 

初めての屋久島冒険旅行が終わりました。

 

 

 

そして2004年再び屋久島を訪れたとき

今度はほかの山に登りたくなり

屋久島ガイド・森の旅人さんにお願いして、太忠岳に連れていってもらいました。

 

太忠岳は頂上に着くと、

空に向かってそそり立つように岩が鎮座しています。

 

その頃セドナで岩山にボイスヒーリングして、

ボルテックス(磁場があるとされる場所)の力を体感していた私は、

セドナに相通じるものを感じて歌わずにいられない気持ちになり、

そこでも歌いました。

 

こころが晴れ晴れとして、何か力強さを実感しました。

 

その体験後、里から見えるいろいろな山が気になり始めました。

屋久島の山の頂上は、どこも花崗岩の不思議な形をした岩が

鎮座しています。

ほこらがあるところも多く、島の人たちは、昔から山の神様を信仰しています。

 

それぞれの岩山が上から見下ろし、見守ってくれているような

気がします。

 

 

黒味岳、宮之浦岳、モッチョム岳、愛子岳、明神岳、etc.

次から次へと気になる山が出てきて、

毎回どこか山登りに連れていってもらい、

新しい山に歌っていました。

 

このころ屋久島でボイスヒーリングツアーを始めていて、

お客様と3泊4日の充実した、それはそれは濃い時間が終わると、

 

少しひとりでゆっくり時間をとり、

最後に登りたい山に連れていってもらいました。

 

森の旅人さんは、どこで歌いだすかわからない私に、

いつも歌いやすいように配慮してくれて、

本当にありがたかったです。

 

 

 

山によって癒しの力(エネルギー)が違う、屋久島の山々。

登り、歌う度に、違う回路が開けていくような

セドナで歌うのと似た感覚がありました。

 

 

加えて、海、川、雨、水の力

何千年も生きる、屋久杉の力、

苔に覆われた森の気持ち良さ

 

優しくも明るく、時に力強い

毎回屋久島の旅は、ツアーも含めて変容の旅でした。

 

 

今では高い山に登ることはあまりなくなりましたが

この頃いろいろな山に登って歌えたことは

屋久島がパワースポットであることを体感し

歌で融合できた、大事な日々でした。

 

 

場所のほうが

呼んでくれる

 

セドナと同じように、それを体感していたので

ツアーも、セドナほどの自由度はなかったけれど

(装備や距離感が、前もってある程度は準備が必要で)

お客様によってその場で行き先を変更することもありました。

 

そうして大地に任せてみると

いつも素晴らしい結果につながり

 

私が頭であれこれ考えるのではなく

大地がお客様の声を引出す

大地にお任せする

私はそのお手伝い、

そのスタンスを毎回確認しました。

 

 

セドナでのボイスヒーリングツアーの経験からも

天候もあれこれ心配することなく

もちろん危険回避のアンテナも立てながら

 

車を走らせてみると目的地では雨がやんでいたり

お客様が車に戻った瞬間にザーザー降りになったり

 

お客様にも島の「意志」を実感して頂くよう

それも島の意図なのかもと思ったことも

何度もありました。

 

書いていると、本当にいろいろな経験をさせてもらったことが蘇り

改めてありがたくなります。

 

 

今、島に移住して1年半たち、

ツアーでお客様とご一緒する場所も、

より人の少ないところに

変わりつつあります。

 

 

そして高い山にお客様をご案内することは昔も今もないのですが

山々にボイスヒーリングした日々の体感は

全て今につながっているような気がします。 

 

 

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屋久島の頂上の岩。意志を持っているように感じます。

お話し、したくなります。笑