ネィティブアメリカンの記憶
赤い岩山たちに囲まれた美しい観光地で、
ネィティブアメリカンの聖地とされてきた場所です。
山には磁場があるとされ、アーティストやヒーラーがたくさん住んでいます。
初めてのセドナ訪問は、20年以上前、会社勤めをしながら
小さなアロマレッスンを始めた頃でした。
セドナツアーのチラシをもらったとき、
そこがどんな場所かわからないのに、即座に行くことを決めていました。
ツアーは参加者の皆さんや、リードする方たちが創り上げる空間が心地よく、
あっというまの1週間でした。
最初にサボテンが広がるセドナの街に降り立ったとき、
「ここに住んでいたことがある」
と思ったこと。
カセドラルロックのふもと(レッドロッククロッシング)で過ごした、
時間が止ったような平和な時間。
ネィティブアメリカンのお祭りを見に行き、羽飾りの衣装のネィティブの方たちの踊りの輪に加わったとき
体が不思議と自然に踊りだすように、ステップを踏んでいたこと。
そして、「こうして踊っていたことがある」
と思ったこと。
セドナから帰った後、ようやく会社を辞める決心がついていました。
はじめに
最初にアロマに夢中になったのは、もう20年以上前のこと。
やりたいことがわからなくて、自分のこともよくわからなかった私が
アロマを勉強し始めてから、これをやりたい、伝えたい、
情熱が湧いてきました。
「声」に対するコンプレックスから探求が始まり
植物や自然への興味と併せて
本能的に、植物や山にボイスヒーリングするようになりました。
山々に歌うと
その癒しの力を実感し、
知らなかった自分を見つけていきました。
山のエコーの素晴らしさに感動して、夢中になりました。
そして今私は屋久島に住んでいます。
ここまでその時々、助けてくれたり導いてくれたり
お客様としてご一緒してくださったり
関わってくださった皆さんへの感謝の気持ちと
アロマや大地への愛をこめて、
書いてみたいと思います。
セドナ・ベルロック