大地の魔法にかかる旅

アロマセラピーと、ボイスヒーリング。大地の魔法にかかる、旅と暮らしの体験記録。

ニュージーランドでパワースポットを見つけたい

今年1月、ニュージーランド

初めて1ケ月の長旅をしてみました。

 

私にとっての旅は、パワースポットに出会い、

その場の個性、癒しの力、美しさと

ボイスヒーリングで一体になる、実感する、

そして自分自身も変容していく旅。

 

 

これまで探索してきたセドナ、シャスタ、屋久島は、

どこもパワースポットであることが明確だけれど

 

ニュージーランドは自然の美しいところが多く

大地が呼応してくれるような実感を得られる場所としての

情報がほぼなくて

 

実際に行って歌ってみないと

自分が実感できるかもわからず

(そもそも歌える場所かもわからず笑)

 

それでもいくつかの情報を頼りに

半分雲をつかむような気持で

冒険の旅に出かけました。

 

降り立つ町ごとに、最低ひとつは小さくても山(丘)を見つけて

ボイスヒーリングして、

その場と仲良くなることを目標に

(もちろん、自分が安心して安全に行ける場所しか選んでいません)

 

それぞれの場所で発見はあったけれど

それでも旅の3分の2位は、

どこか未消化の思いを抱えながら

 

本当にこころが踊り

大地の実感を得られたのは、

最後の10日間位でした。

 

その町に入ったその晩明け方、

ドアをノックされる夢を見て目が覚めました。

 

それが、「始まり」でした。

 

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ニュージーランドでパワースポットを見つけたい

 

今年1月のニュージーランドの旅の様子はこちら

 

 

 

屋久島の山歩きの始まり

1997年に屋久島の縄文杉に、初めて登りました。

 

縄文杉の前では人のいない一瞬のすきに、歌いました。

(まだ人が少なかったころのお話し)

 

まだ屋久島のことがわからないながら

ボイスヒーリングしてこころは満たされ 

帰りは雨に降られたり

大きなヒキガエルに出会ったりしながら

 

初めての屋久島冒険旅行が終わりました。

 

 

 

そして2004年再び屋久島を訪れたとき

今度はほかの山に登りたくなり

屋久島ガイド・森の旅人さんにお願いして、太忠岳に連れていってもらいました。

 

太忠岳は頂上に着くと、

空に向かってそそり立つように岩が鎮座しています。

 

その頃セドナで岩山にボイスヒーリングして、

ボルテックス(磁場があるとされる場所)の力を体感していた私は、

セドナに相通じるものを感じて歌わずにいられない気持ちになり、

そこでも歌いました。

 

こころが晴れ晴れとして、何か力強さを実感しました。

 

その体験後、里から見えるいろいろな山が気になり始めました。

屋久島の山の頂上は、どこも花崗岩の不思議な形をした岩が

鎮座しています。

ほこらがあるところも多く、島の人たちは、昔から山の神様を信仰しています。

 

それぞれの岩山が上から見下ろし、見守ってくれているような

気がします。

 

 

黒味岳、宮之浦岳、モッチョム岳、愛子岳、明神岳、etc.

次から次へと気になる山が出てきて、

毎回どこか山登りに連れていってもらい、

新しい山に歌っていました。

 

このころ屋久島でボイスヒーリングツアーを始めていて、

お客様と3泊4日の充実した、それはそれは濃い時間が終わると、

 

少しひとりでゆっくり時間をとり、

最後に登りたい山に連れていってもらいました。

 

森の旅人さんは、どこで歌いだすかわからない私に、

いつも歌いやすいように配慮してくれて、

本当にありがたかったです。

 

 

 

山によって癒しの力(エネルギー)が違う、屋久島の山々。

登り、歌う度に、違う回路が開けていくような

セドナで歌うのと似た感覚がありました。

 

 

加えて、海、川、雨、水の力

何千年も生きる、屋久杉の力、

苔に覆われた森の気持ち良さ

 

優しくも明るく、時に力強い

毎回屋久島の旅は、ツアーも含めて変容の旅でした。

 

 

今では高い山に登ることはあまりなくなりましたが

この頃いろいろな山に登って歌えたことは

屋久島がパワースポットであることを体感し

歌で融合できた、大事な日々でした。

 

 

場所のほうが

呼んでくれる

 

セドナと同じように、それを体感していたので

ツアーも、セドナほどの自由度はなかったけれど

(装備や距離感が、前もってある程度は準備が必要で)

お客様によってその場で行き先を変更することもありました。

 

そうして大地に任せてみると

いつも素晴らしい結果につながり

 

私が頭であれこれ考えるのではなく

大地がお客様の声を引出す

大地にお任せする

私はそのお手伝い、

そのスタンスを毎回確認しました。

 

 

セドナでのボイスヒーリングツアーの経験からも

天候もあれこれ心配することなく

もちろん危険回避のアンテナも立てながら

 

車を走らせてみると目的地では雨がやんでいたり

お客様が車に戻った瞬間にザーザー降りになったり

 

お客様にも島の「意志」を実感して頂くよう

それも島の意図なのかもと思ったことも

何度もありました。

 

書いていると、本当にいろいろな経験をさせてもらったことが蘇り

改めてありがたくなります。

 

 

今、島に移住して1年半たち、

ツアーでお客様とご一緒する場所も、

より人の少ないところに

変わりつつあります。

 

 

そして高い山にお客様をご案内することは昔も今もないのですが

山々にボイスヒーリングした日々の体感は

全て今につながっているような気がします。 

 

 

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屋久島の頂上の岩。意志を持っているように感じます。

お話し、したくなります。笑

 

 

 

 

 

歩く、歌う

2004年以降、セドナに行き始めた頃は、たくさん歩きました。

 

 

歩いてボイスヒーリングして、

岩山の偉大さを感じ

また、次第に響いていく自分の声に感動していました。

 

音域が伸びたり

声質が変わったのを感じたり

 

翌日喉の周りの筋肉が筋肉痛になり(!)

びっくりしたこともありました。

 

それまで響かなかった所に声が響き

使われていなかった筋肉が使われる

身も持って体感しました。 

 

 

 

 

 

 

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セドナ

カセドラルロック

大地に深く沈み込む、癒しの力。

無条件の許し、大地の母と言われる。

 

ここでボイスヒーリングしていると

声が次第に優しくなっていきました。

 

岩の間で歌っていると

途中で眠くなり

うとうとしながらも心地よくて歌い続けてる、

そんな瞬間がよくありました。

 

まさしくお母さんのおなかにいるような

安らぎに包まれていた時間でした。

フランキンセンスとの出会い

それは20年以上前、アロマの学校に通い始めたときのこと。

 

初めての授業の日。

終業と共に会社を飛びだし、少し遅れて教室に入ったとき

すーっと漂ってきたのは、フランキンセンスの香りでした。

 

教室で誰か使っていたのかもしれません。

 

その瞬間の感覚を今でも覚えていて。

 

会社員になって以来8年位、仕事のことが頭にない瞬間が

ほとんどない私でしたが

 

その一瞬日常のことが遠のいて

こころだけ、ただただ”自分”を感じているような

 

これが、本当の自分?

 

不思議な感覚でした。

 

神聖な自分に出会わせてくれる香り。

とらわれていること、執着していることから離れさせてくれる

 

 

いろいろな香りが漂っていたはずの教室。

ふりかえってみると、フランキンセンスの愛情を感じてしまいます。

 

 

カンラン科

呼吸を深く、ゆったりとさせる

ストレスを和らげ、リラックスさせてくれる

執着や強迫観念を和らげ、平静さを取り戻させてくれる

神聖さを保ちながら、現実を見つめさせてくれる

 

 

 

 

始まりは、オレンジ

一番最初に買ったアロマは、オレンジ。

 

20年以上前、父が亡くなった直後でした。

 

その晩香りをかいで気持ちがほぐれ

翌朝目覚めて、何か今までと違う感覚が芽生えていたことを

思い出します。

 

アロマって、すごいな

なにか、こころの奥深くに作用してる!

 

その後私は、学校に通うようになりました。

 

 

親しみやすく、美味しそうで、

リラックスと同時に元気になれる、オレンジの香り。

温かく、そっと押し出してくれる。

 

感情豊かで、好奇心旺盛で

”生きる歓び”を引出す

 

長い間何がやりたいかわからず

仕事で頭がいっぱいいっぱいだった、若い頃の私。

 

このころアロマへの感動、好奇心がむくむく湧き上がり

それはオレンジも応援してくれていた気がします。

 

今でもオレンジをかぐと、 

純粋にアロマがやりたくて、伝えたくて、

どんどん行動していた頃を思い出します。

 

 

 オレンジは、私にとって原点の気持ちに帰れる香りです。

 

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オレンジ

 

 

 

 

ベルロック・新しい始まりを応援してくれる

セドナでベルの形をした赤い岩山、ベルロックがあります。

勇気と決断のボルテックスと言われています。

 

ベルロックへ登り歌っていると、

だんだん声が力強くなり、

ベルロックの情熱が全身にみなぎっていきます。

 

「~~したい」思いもみなぎっていきます。

言葉にしたくなっていきます。

 

 

2004年にセドナを訪れドラムヒーリングを学んだあと、

ベルロックへ行き

半分くらい登って歌ったとき

 

ふいに

「ヒーラーになりたい」

言葉が口をついて出てきました。

 

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セドナ・ベルロック

この後、東京でドラムヒーリングを採り入れた、

ボイスヒーリングの個人講座を行うようになりました。

 

1回1回の講座が私自身楽しく、

学ばせて頂くことも毎回あり、それは15年近くたった今も変わりません。

 

少しずつ形を変えていくかとは思いますが

これからもありがたく、おひとりおひとりの声を美しさを

一緒に実感させて頂こうと思います。

 

 

 

 

セドナへ通い始めたとき

今ではアロマセラピーとボイスヒーリングは、

私の2本の柱になっていますが

2002年に東京でサロンを始めた頃は、アロマメニューだけを行っていました。

 

一杯施術させて頂いていましたが

どこかで限界も感じ

2004年に初めての海外ひとり旅、ニュージーランドへ行きました。

 

 

 自然の中を歩き、巨木に歌ったりするうち、ふと

「次はセドナだ」

と確信がわいてきました。

 

そしてその半年後、わくわくしながら、6年ぶりのセドナに旅立ちました。

 

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初めてのセドナひとり旅でしたが

現地で日本人のガイドさんにいろいろ教えて頂いたり

 

また渓谷でドラムによる癒しのセレモニーを行うツアーに参加し 

ドラムの振動を感じた瞬間、身体の細胞が目覚めるような感覚があり

「日本でボイスヒーリングに採り入れたい」

強い思いが湧いてきました。

 

ドラムは、大地のハートの鼓動、と言われます。

 

半年後、みたびセドナに飛び、アドバイスをもらい、その後

ボイスヒーリングにドラムヒーリングを採り入れて、

個人講座を行うようになりました。

 

長年温めていたボイスヒーリング講座が、

ようやく形になりご提供できるようになり

講座も毎回楽しく、お客様の声が出てくる感動があり

自分自身も癒されてきました。

 

アロマのない人生も考えられないけれど

ボイスヒーリングのない人生も、もはや考えられないかもしれません。